2003年 夏:サンタンデールへ

オスピタレットでの3年間のトレーナー生活も終り、2003年からはバルセロナから北西へ約700Km離れたサンタンデールへと私の活動場所は移ります。
(実はこの前に一時帰国したり、ロコケアを立ち上げたり、渡部拓氏をはじめ自分の家族、私のわがままで多くの人に迷惑をかけてサンタンデールに向かいました)
サンタンデール市の人口は約20万人。山梨県の甲府市くらいの人口でしょうか。
海あり山ありの美しい街でスペイン王家の宮殿もあり夏は、避暑地として多くの人が訪れます。
まずは私を呼んでくれたラシンサンタンデール(スペイン1部リーグ)のGMラモン・プラネス氏にご挨拶をしにクラブハウスへ向かう。私がサンタンデールを訪れた主旨とは ラモン氏から「ラシンでの夏のキャンプに参加してみないか?」がきっかけ。 (ラモン氏との関係はまた後日ご説明します)
美しいビーチのすぐ裏手にラシンの近代的なサルディネロスタジアムがそびえ立つ。
フロントオフィスはスタジアムの中にあり、GMと面会するには秘書を2度ほど通らないと会えない。ラモン氏に挨拶をすませ、すぐにスタジアムの中を案内してもらう。
2万3千人収容の美しいスタジアムに、スペイン北部の気候が育てる美しい緑のピッチがとても印象的でした。
選手のロッカールーム、筋トレルーム、トレーナールーム、ドクター専用ルーム、シャワールーム、サウナ、ジャグジー、ビデオ編集ルーム、ミーティングルーム、これがリーガ1部の施設なのかと・・・・
その後、車で10分離れたところにある練習場へ移動。天然芝のグランドが2面。人工芝のグランドが2面。レストランやバー、ユース選手や若手選手専用寮がある施設に私も入寮。サッカーをするにはこの上ない素晴らしい環境が私の生活拠点となりました。
すぐに夏のキャンプに突入だったので落ち着く間もなくキャンプ地へ移動。キャンプ初日が始動日ということもあり、スタッフ・選手ともになんでところに東洋人が紛れ込んでいるのか・・という顔をされたままバスで移動。3年間のスペイン語のベースはあるのでコミュニケーションはそれほど問題にはならずに。
キャンプ地に向かう前に日本で言う「必勝祈願」を行うために全員で大聖堂に向かう。クラブのマネージャーから「ヤマはたしか仏教だからこの洗礼は受けないよね」という・・・いやいや関係ない!!
こんなチャンス絶対ないので是非洗礼を受けると私も神父さんの十字架に無事キスをして、必勝祈願終了。
数名の選手が大聖堂の外に他にいたので話を聞いてみるとイスラム教、キリスト教でも別の宗教だったりと、意外にもいろんな宗教を持ちあわす選手が混在していた。
イスラエル代表、チュニジア代表、モロッコ代表、ブラジルやイタリア代表こそいないものの、各国の代表クラスの選手が中堅クラブのラシンには存在していて、各国の代表の話を聞くことができたのも非常に勉強になった。
つづく。
























