森亮太のコーチングリポート
~スペイン・スポルティングヒホン編11~

サッカーキャンプの報告
6月29日から始まったCampus de Mareo'09カンプスデマレオ(フットボールキャンプ)もついに今週で最後のクルーを迎えました。トータルで7週間あるこのキャンプには毎年多くのサッカー少年達がスペイン国内だけでなくヨーロッパもしくはアメリカ大陸からも夏の休暇をつかって遊びに来ます。1クルー大体130人程度の子供達で構成されインストラクターが約10、24時間態勢で彼らの面倒をみていて、起床・就寝・食事・レクリーション活動などをコントロールします。フットボール指導に関しては、子供達を年齢ごとに7・8グループに分けそれぞれのグループにコーチが一人か二人付き、1週間の間そのコーチのもとでトレーニングやゲームを行なっていきます。練習メニューは、技術向上としてリフティング・トラップ・パス・ドリブルなど基本的なことを中心に午後の試合で実践できるように実践的なメニューまでそれぞれのコーチにたくしてあります。しかしトレーニングは常に天然の芝生の上で行なわれ雨が降ってもトレーニングのグラウンドコンディションにはほとんど影響が出ないような環境が整えられています。されにはキャンプ全体のコーディネーターとクラブ専属のドクターが何かあった場合にいつでもスタンバイをしているという体勢で子供達が常に安全に楽しく共同生活を過ごせるためによりよい環境を整えています。
1クルー150人で7週間となると少なくとも900人強の子供達がヒホンの練習施設に訪れるわけですから中には技術的に非常に優れていたり、将来フットボール選手としての可能性を感じさせてくれる子供がなかにはいます。だから練習を行なう際でもコーチ陣はそういう面でも目を光らせて子供達を1週間の間にセレクションしていくのです。もしクラブがその選手を欲しいと思えばキャンプにきた子供でも両親と話してヒホンにスカウトすることもあるぐらいです。何年か前に実際にキャンプに来た13歳の子供をとってプロ選手にまで育ててトップチームでデビューしたという経験もあるぐらいですので、指導者達はいつでも目が離せません。
クラブにとってこのフットボールキャンプをするということにはいろいろな目的が含まれています。そういった意味でも今年で15年目を迎えスペイン国内では大成功をおさめていると言っても過言ではありません。来年はぜひ日本の子供達が参加している姿をここヒホンでみて見たいものです。
プーシャ・スポルティング
夏のフットボールキャンプをしている間トップチームはといえば休暇をとっていました。しかし、7月20日からプレシーズンがもうすでにはじまっていて毎日厳しいとレーニンウグを行なっています。
プレシーズンは主にフィジカルトレーニングを中心に走り込みや練習試合などが中心です。そして、つい先日今年のヒホンの下部組織スタッフ陣発表があり幸運にも私、森亮太が今年からスクールではなくヒホンの本家の方で監督として仕事ができることになりました。カテゴリーはアレビンという10・11歳の年齢でリーグ戦は8人制フットボールです。去年はスクールで7人制フットボールを指導したこともあってその経験が今年に生きればいいなと思っています。ちなみにアレビンのプレシーズンは9月1日から始まるので今年はアレビンについて記載することが多くなるでしょう。
森 亮太































